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mizkiの甘め日記。

情弱という言葉も知らなかった情弱な女の子ががんばってプログラミングします!

受賞したけど悔しくて苦しいのはなぜなのか

タイトルの通りです。私は第27回高専プロコン自由部門へ出場し、特別賞を頂いたDiscussionNaviチームのリーダーをやっていました。
 
色んな人から、『特別賞じゃん!泣いてたね!おめでとう』だったり
『賞取れて泣いてるのか、悔しくて泣いてるのかわかんねぇ』って言われていましたが、
 
私は悔しくて悔しすぎて泣いてたよ!!!!!
 
 
一番何が悔しかったって、閉会式の受賞チーム発表中
『梨玖の目の輝きを失わせたこと』が悔しかった。
泣きながら隣の人の目が死んでいくのをずっと感じていてそれがまた涙誘いすぎていた。
 
『特別賞』より上を取れなかったことは、チームが頑張らなかったことが原因ではなくてリーダーがメンバーの最大限度の力を出せるように動けなかったことが原因だった。
 
きちんと自分たちの目標を達成することができなかった。
だから、『特別賞』より上を目指すことは叶わなかった。
 
受賞のときに、『ごめん』「自分のせいで」
『あのときミスったから』「でも私もプレゼンでとちったし…」と囁きあいながら舞台にいくことは本当に苦しかった。
 
 
第28回高専プロコンに向けて、
審査委員長が言っている『早めに完成させる』『完成度高める』『人に使ってもらってブラッシュアップする』ことをするのは、受賞するには大切な事だけれど
 
私は、自分たちが納得できるまで、自分たちが考えたものを作ればいいんじゃないかなぁと思いました。そしたら、どんな賞を頂いても納得することができる。
 
じゃなかったら、人的リソースもお金も徹底的にかけて、勝つためにできたTODOListを確実にこなして「最優秀賞?当然。」ってレベルまで持っていくしかない。
 
 
来年、プロコンに出るならこんな悔しさを生みたくない。
とりあえず悔しさだけ、年明け前に吐き出しておこうと思いました。

Wと名のつくイベントが私たちに教えてくれたこと

 
イベント自体は中止となったが、Wと名のつくイベントが開催されようとしていたことを覚えている人はいるだろうか?もう冬休みになってしまって忘れている人もちらほら出てきているころだと思う。先に書いておくが、このイベントの出演者・企画者に特に文句も言いたいわけでもないし、思い入れが何かあるわけでも無い。
私には、このイベントに関する二種類の知り合いがいる。一つは企画者・出演者。二つめは学生会の人だ。このイベントに関しては私は正直なにも知らないんだが、やりたいものが集まり、見たい人が見に行くだけだと思っていたが、そうでもないらしい。基本的にはそうだけど、学生会が噛んでいる。学生会もこのイベントの企画者も「学生を楽しませる」ために何かイベントを企画するという目的は変わらず同じなはずなのに、どうもこう上手くいってないようだ。別にそれははっきりいって、イベントに参加する・しないを選べる、私たちからすればどうでも良い。イベントを楽しめたり、その時間を有効活用できたらきっと良いんだから。しかし、それを見ている外野(私も含めてだが)片方の主張、たとえ些細な友達の愚痴だけを聞いて、イベント企画者をDisるような発言を言いすぎたり、反対に学生会への文句をTwitterに投稿するのは、「それはなんか違うんじゃないかなー」なんて思ってしまう。新聞を読むときに片方の色だけを購読して、意見が偏りすぎないようにするのと同じように、日常生活でも、色々な意見を聞いて物事を判断できるようになりたい。Wの名のつくイベントや学生会が主催するイベントが教えてくれたことは、イベントを運営する楽しさや見る楽しさだけではなく、物事には色々な見方がある。そういうことじゃないのかなと、このイベントについてよく知らない私は思いたい。                  
 
                                          (所要時間:20分)
 
すみません。こんなブログが面白かったから調子乗って書いてみた。

私が高専を選んだわけ。

このブログは高専13'sAdventCalendar19日目の記事です。
 
昨日の人はこちら。りょさんでーす。アドベントカレンダー何記事も書いててつよい。
 
 
 
 
沖縄県の中学生で高専の存在を知っている人がどのくらいいるんだろう。私は親戚の家が高専のある辺野古より田舎にあったので、辺野古を通って家族の行事に参加していた。小学生のとき「こんな大きい建物はいったいなんなんだろう」「建物が橋で繋がってる!」「なんかすごい…」と寮と学校をつなぐブリッジの下を車で通りかかりながら、いつか入ってみたいと思った。
 
その学校に私は今通っている。
 
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右はじに見えるのが国道をまたぐ寮と学校をつなぐブリッジ
 
 
 
中学校に入った時、私は高専になんか入れる学力なんてなかった。勉強しないで取れる席次が半分よりちょっと上くらい。反抗期のまっただ中にいて、先生に楯突くわ。授業はまともに受けないわ。悪いことはするわ。
で内申点がボロボロだった。幸い勉強しなくても半分より上の成績が取れたのでなんとか頭の悪い人という評価はされなかった。
 
 
 
私はその時沖縄に絶望していた。言い過ぎかもしれないけど。
新聞に書かれる「沖縄の人」の評価は全国一頭が悪く、世帯の収入も低く、母子家庭が多くってなんだかものすごく不幸な場所に思えた。こんなところでずっと暮らして行かなきゃいけないなんてなんの罰ゲームなんだろう。私は小学生のころまでは福岡に住んでいて、幼稚園の頃からの幼なじみと高校は福岡で一番アタマのいい学校に通って、大学は九大に通う予定だったのに!
幼なじみは幸いずっと福岡にいて、みごと九大の法学部に入学したらしい。
 
 
爪も自分で切れないほどに親から大切にされてきた私は、沖縄に移住することを決めた母親のことを、中学の進路を初めて決定する段階で心底恨み、反抗期になった。
 
 
特にほめられることもない授業の中で
中学2年生のとき、担任だった先生が「君のノートを見て思ったんだけど、理系的な感性を感じるから高専を進路の選択肢に入れてみたら?」とおっしゃった。
白衣とメガネが似合って、哲学書とかの難しそうな本を読む、高専の友達が見たら「好きそうwww」と言いそうな理科の先生だった。(記憶ではysi先生に軽く似ている
 
 
こうせん?どこ?
よくわからん中で「理系的な感性を感じる」と言ってくれたことが今でも記憶に残るくらい嬉しかった。
そのくらい特に褒められることもない学生だったのだ。むしろ怒られてるし。
 
 
「ここだよ」と職員室の隣の壁にはられている高専のポスターのことを教えてくれた。あの橋がある凄そうな建物が「高専」だったのか!
「夏休みにオープンキャンパスがあるから応募してみたら?」
帰ったその日に母親にいうと
「ホントはずっとここに行ってほしいと思ってた」と話し、うれしそうだった。
 
私が高専を選んだわけは、イケメン(?私の好みだっただけかも)に「理系に向いてる」と言われた。
たったそれだけのことだ。
 
今、高専に入って4年目で、高専にはいれて、ICT委員会にはいれてよかったと思っている。
企業の人や中学生に高専を紹介するなどの活動もさせてもらえるくらいには、沖縄高専の代表を張れるようになったのではないだろうか? 
 
 
それにKosen13'sに入っていろんな高専生の同級生と絡めるようになったのも、高専にICTの活動があったからこそだもんね。
 
 
あなたが「高専」を選んだわけはなんですか?
 
 
明日はRe_Ampersandの記事です
 

 

まぐろちーむが最高なので紹介します

どうも。まぐろちーむ、チームリーダーのみなみゅんです。

前日のブログはyzさんでした〜
ic121241.hatenablog.com

ICTのアドベントカレンダーはここから見れます。
m-kyoujyu.hatenablog.com


今年、私がチームリーダーを務めた、まぐろちーむが控えめに言って最高なので
他のチーム・OBOG・他高専生に紹介したいと思います。

まぐろちーむの特徴
・テキトー
・会話の内容が薄い
・仲が良すぎて家族みたい

チーム名の由来
名前はチームメンバーのりしが「今食べたいもの」を言った結果こうなりました。
「まぐろ!!!!」美味しいですよね。

まぐろちーむのメンバー
メンバーを家族だったらこんな感じ。という風に紹介していきます

よざ:パッパ
プロコンではハードを担当
ぴゅあとまぐろちーむの後輩が可愛すぎて父性が溢れ出してしまった。
最近は、長女のりしなどのぴゅあが可愛くてしょうがない

”よざ”い(うざい)発言が多い

チームリーダーみなみゅん:ママん
連絡が取れず、柳に風で反抗期(っぽい)のくえうえ君が心配でたまらない
開発中、くえうえが「出来ることがあったら相談してください」と言ってくれたことを
思い出して「ホントは優しい子なんです…」という気持ち。

プレゼンになると意識高い系の声にボイスチェンジする

くえうえ:反抗期の息子
プロコンではメインエンジニアを担当
連絡が取れないことであまりにも有名
おじいちゃんとままんには「熱い気持ち」が足りない!!!といつも怒られている。

やれば出来る子。だから「熱い気持ち」を持ってやってほしい

りし:長女
プロコンではインターフェースを担当
まぐろちーむのアイドル、りし。
副委員長業で忙しめ。

最近はKURUMEのらて君に熱狂しているが、
パッパは沖縄高専のクズな男子に捕まるよりは良いか…と寂しい気持ちを抑えつつ容認している。

りんぱんまん:次男
プロコンでは通信部分を担当
数々の名言を残す、まぐろちーむのムードメーカー
名言の一つには「進捗生え生えまん!」がある。進捗が生えたときには使ってほしい。

最近髪を染めて、ピアスを開けたせいか「ちゃらりん」と呼ばれる

ぽてと:専攻科1年生
今年入学した1年生のはずなのに全く1年生な雰囲気がない。むしろ専攻科1年生っぽい
りしの真似をしてよざさんを「パパ」と呼ぶと「お前を育てた覚えはねぇ!!!」と怒られる

まぐろちーむ期待の1年生です!!!よろしくお願いします。

M教授:おじいちゃん
ICT委員会のよきアドバイザー
むしろアドバイザーというよりはメインプレイヤーじゃない?ってくらい働く、つよい。
いつもありがとうございます。

でも、五十肩の症状が出たりおじいちゃん化が進んでいる。

まとめ
こんなまぐろちーむですが、高専プロコンでは特別賞を受賞しました!

チームメンバーにとって、落ち着けるコミュニティの一つになっていれば嬉しいですし、
このコミュニティをプロジェクトが終了してからも続けて行けたらと思います。

今度のうちな~ICTビジネスプランコンテストでは、まぐろちーむを東京につれていくべく
頑張りたいと思いますので、これからもまぐろちーむの応援をよろしくお願いします!!!

明日はブロンズです。
12/17日ブロンズの記事追加しました
blazblack.hatenablog.com

キラキラ高専ガールの就活 Part2 逆求人当日

キラ高専ガールの就活 Part1はこちら↓
shimamiz-m.hatenadiary.jp

今回は逆求人当日の話を書きたいと思います。

開始前

会場には結構早めに着いたので、受付をしたり、配られた名刺を眺めたり…ということで時間まで待機していました。
女子が私を含めて2人しかいなくて、やっぱりIT系とか工業系は女子少ないんだなぁとしんみり…

逆求人のお姉さんと会話出来て、だいぶ安心(?)というか女の子成分を補給しました。

名刺交換会

名刺交換会では、先輩にちょこっと情報をもらっていて、「なるべく明るく・目の前を通った人を捕まえよう!」と思って望みました。
「ここで、目立たなければこのあとに行われる面談に全ターム埋まらないよ」との先輩のアドバイスからです。

幸い心がまえがあったことと、赤い服を着る+女の子が少ないwこともあって目立つことも出来たのではないかと思います。
一般の逆求人では、高専の本科4年生は圧倒的に若いので
「18歳!沖縄高専のものです!!」ということを名前のあとに言いました笑

若いことと沖縄!ということも立派なアピールポイントになる??と思うくらいには反響がありました笑

お昼休憩

あいかわらず緊張したら、ご飯を食べたくなくなるのでおにぎり1個で済ませました。
隣の人とおしゃべりしたり、気になる就活生とおしゃべりしていました。
「あー緊張するよ~~~」と内心では思っていました

でも面談前に逆求人のお姉さんが「面談指名率2,3位とかだったよ~」と教えてもらいw安心というか
みんな私に比べて大人で落ち着いている人ばっかりだろうに
私にも需要があるのか!とやっぱり逆求人に出てみたりしないとわからないことに気づきました。

面談*8回

一番印象に残っていることは「喉が乾いた!!!」です。
30分質問しまくったり、自己アピールしたり、企業の話とかどんな人がいるかとか聞いたりして
もー喋りまくりでした。

そのくらい聞きたいこともあるし、話したいこと、聞いてくださることもたくさんありました。
私はメインで話していたことは「大会の話」と、「御社の社内ってどんな感じなの?」ということでした。

逆求人に来ている就活生が、女性が少ないこともあり「女性が生きていける風土なの?」とか毎回聞いていたように思います。
でも、こんな心配はいらず「むしろ歓迎!!だし、男女差別とかないでしょ!」という回答をもらいました。
こんな嬉しい回答をもらえたので質問してごめんなさい…と思いましたが、再確認して私のココロの安心も得ることが出来てよかったです。

あとはプレゼンの「キラキラ高専ガールの就活」というタイトルはウケがよかったように思います
アカデミックな硬いプレゼンを作るより、自分をアピールできるようなカラーやフォントを使ってアピールした方が
私にはあっていると思いました。

自分のキャッチコピーとかを頑張って付けれるなら付けたほうが面白いし覚えてくれてるのかなって思います。

逆求人に参加してみてまとめ感想

逆求人に参加して、やっと就活のスタートを切れたかなぁと思います。
他にも、自分の志望業界だったり、やりたいお仕事についてよりイメージがはっきりしました。

おわりに

就活!やっと自分の中で始まりました。
また、書けることがあればログを残していけるぶんは残したいと思います。

みんな逆求人参加してほしいと思います!

キラキラ高専生ガールの就活 Part1 ITエンジニア逆求人編 逆求人登録!

11月12日にITエンジニア逆求人フェスティバルに参加しました。
12月18日に高専逆求人があるようなので
これから参加する高専生の参考になれればと思います。


逆求人の参加のきっかけ

jig.jpのインターンが終わったあたりから、
本格的に就職について考えるようになりました。
早めに内定・内々定がほしいなら逆求人かなぁ
という考えもあったと思います。(あってる?)

あとは、逆求人の及川さん 元スタッフのしおみさんとも会ったことがあって、
なんとなく「就活するなら逆求人でしょ!」なんて確信めいたものがありました笑

そのくらい逆求人に近い環境にいることができたのは、
学生にすっごくフレンドリーな逆求人のお姉さんたちのおかげじゃないでしょうか!!



なんで高専逆求人では無いのか

本当は10月の逆求人に出たかったのですが、
高専プロコンに終わって2週間で、自分が就職したい会社・業界・なりたい社会人像について考えるのは、無理だ~~と思って10月の逆求人は断念。

他にも、一般のITエンジニア逆求人と高専ITエンジニア逆求人では、参加企業が違うらしいんですが、気になる企業もあったことで、「”高専逆求人”にこだわらなくてもいっか♡」と12月の高専逆求人ではなく、11月にあった一般のIT逆求人へ参加しました。

逆求人前の面談

まずは、Skypeしながら逆求人の流れを説明してくれます。
メンターさんのとっても声が癒されるのも、素敵なポイントだと思います(笑

そして、次回の面談からは「自己紹介のページとスライド」をレビューしていきます。

自己紹介では
ものすごく色々な大会に出させて頂いたり、海外に出たり~など書くことには事欠かないので、何をアピールしていくかを重点的に話し合いました。

本当に色々な活動をさせていただいてありがたい。よかったです。
書く内容にこだわることが出来たり、何を書くか書かないかと取捨選択できるのは、
色々な活動をさせていただいたからこそですね。本当にありがたい。

実績も書けるし、頑張ったことや感じたことを自分の言葉で説明する材料が多いと感じました。
多くて困るくらい笑
本当にICTにいてよかった…

本当はどうしたらいいかわかっているけど、
背中を押してほしい面倒くさい性格な私には、
メンターさんがいるだけで心強かったです。

自分の考えていることを引き出してくれたり、
よりわかりやすい言葉に置き換えてくれたりするのにも、傾聴力(?)の勉強になる。
そっちが目的ではないですけど、やはりプロは違うなと思いました。
そんな相談力がある人に私もナリタイ


長文なので、次回に逆求人のイベントの話したいと思います。

【テストより】女子寮居室点検の歴史【辛い】

期末考査が終わり夏休みだ!!!
なんて浮かれていられるのは男子か寮を出た人だけなのです。

女子寮生は期末考査→居室点検→夏休みなのです。
ワンクッション挟んでから夏休み。そのサンドされているものは甘いものではなくつらいものです。

ーーーさて、どうしてこんなに女子寮の居室点検はつらいらしいと言われるようになったのだろう。
私が耳にした噂を元に女子寮居室点検の歴史をまとめてみようと思う。

居室点検が辛くなったのはいつか。
それは2期生が理由らしい。
5期生までは、沖縄高専創世記と言われる、自分たちで歴史を作っていく時間であった。
先輩はおらず、寮則なんてものはなく掃除の仕方、生活の時間まで自分たちで作っていく。
そんな中、女子寮の居室点検はつらくなったようだ。

2期生に喘息になるくらい、部屋が樹海と化した人がいたようだ。
「規則正しくに過ごせるはずの寮の中で喘息になった?!」「信じられん…」
きっと男子の中では「女子の部屋は綺麗」というイメージがぶっ壊された人もいたのでは無いかと思う。

男性が居ない中での女子は、野生に還るなんてことも聞く。
ひと目を気にしなくなるからか。
寮則がまだ決められていない中できっと親元を離れてすぐの学生は掃除の仕方を習っていないか、羽目を外したかで
部屋のエントロピーが大変なことになってしまったのだろう。

そうやって、友を思う優しい学生は「寮は清潔にすべき」とした。
そこいらの姑が顔をしかめるくらい、生物生が使う無菌室を真似て、
「私があなたの健康を守ってあげる!」
と考えたに違いない。

反対に、「そんなに汚くして!」「綺麗にしてよね!!!」
ってブチギレられて、厳しくしてやる!と思ったわけでは無いということを願いたい。

そうやって女子寮の居室点検は厳しくなった。
文字通り部屋の隅々まで掃除をするくらい。

真面目な学生達はきっとこの新しい伝統とすべきものを守っていったのだと思う。

そう真面目に寮生活をこなしていく中で、名護のゴミ回収の人が困らないように優しい学生達は
「ペットボトルは乾いてから捨てる」「細かくゴミを分別する」ということを徹底していく。

それに必要だったのが厳しい整備委員達である。彼女たちは心の目を開眼し、姑にも見えない汚れが見えるようになった。
きっとこのことは居室を点検するのを更に厳しくさせたのだと思う。
だって見えないものが見えるんだもん。窓ガラスを様々な角度から見て一ミリのくすみさえも許さない。見えないものが見えるようになって、名護のごみ処理場のことまで思いやれる。
そんな優しい彼女達は幸せだったのだろうか。


そんな伝統も受け継ぐのが大変になってきた、そんな頃に女子寮の居室点検はすこしだけつらくなくなる。
私の友達にヒアリングしたところ体感で今回の(2016年前期期末)居室点検はつらくなかったらしい。
確かにここ2年ほどの居室点検はつらくない気がする。(私比)
私が1年生のころ(2013年)は泣く子が出たらしい。という噂まで流れた。
それでも、先輩方に聞くと「いや今年(2013年)はまだ楽になったよ」と言っていた覚えがある。

ということは、(2011年頃)から居室点検はきつくなくなり始めたということだろうか
それは、ちょうど2期生が本科を卒業した頃だ。
2期生がいた頃に入学した3.4期生も寮を出るような年頃になってきており、点検するのが5.6期生となり厳しい伝統を受け継ぐのが難しくなってきたのだと考える。

それでも10期が1年生だった頃(2013年)は泣く子が出るくらいには厳しかったのだ。
あー辛い。私も泣きそうだったなぁ…

そんな厳しい居室点検に転機が訪れる(2015年のことだったはず、12期が入ったころ?)
事務の方から、「居室点検をゆるくすること!」とお達しが出たのだ。
窓ガラスをあらゆる角度から見ることは禁止!普通に見て綺麗だったらOK!

そうなったのには2つの理由があったと思う
1つ目は、2014年に大型の台風が来て前期期末の居室点検が中止になったことだ。厳しい居室点検はなく、ただ荷物をまとめて、適度に掃除して帰った。
めちゃめちゃ部屋が綺麗じゃなくても帰っていいのだ!その時はすごく喜んだ記憶がある。
そして後期にまた寮に戻ったときに「部屋が汚い」というクレームは女子寮生から表立って出なかった。
じゃあそんな厳しく掃除しなくていいじゃん。というわけだ。
私は文句こそ言わなかったが、入寮する前に一旦机を動かしてクイックルワイパーをかけようとしたときに(机動かして掃除するの?信じられんと思った人いたらぶん殴る)
爪が出てきたのでぞっとしたことを覚えている。2年生ながらに「やっぱ居室点検はやるべきだわ」と思った。

2つ目は、業者が掃除したら居室が汚くなったことだと思う。業者も人間なので責める気は起きないが
ピカピカに磨いた窓に指紋がついていたり、髪の毛一つ残さなかった床に靴の底の跡を付けられる。
おまけに飲んだペットボトルは忘れる。
私達は次ここに住む人のために死ぬほど(文字通り死ぬほど)部屋を綺麗にしたのに!
こんなにやっても無駄じゃないか。

そんなこともあって、「居室点検は厳しい」という声が事務に届き、「普通でいいよ」とメールが届いたのだと思う。

それにギリギリ厳しい居室点検を知っている世代、10期が掃除がヘタクソだったこともあって、厳しい居室点検を受け継ぐのは不可能だったのだろう。

居室点検が日の出ているうちに全フロア終わるようになって、ご飯にもお風呂にも気遣わず行けて。泣く人も現れない。
そんな居室点検はすごく素敵だと思う。

居室点検は10年の時を経てようやく「普通」になったのだ。


それでも、それでも。厳しい居室点検を懐かしく思う心が私の中にある。
居室点検、掃除は「お祭り」なのだ。
時間との戦い、整備委員との駆け引き、友達と協力してやる夜の窓拭き。ありえない姿勢で見る窓ガラス。涙で曇る落ちない壁の汚れ。汚れが一つも許されない換気扇の穴。どんなに頑張っても落ちないこびりついたサビ。小指を入れて確認するドアの溝。男子寮のは網戸さえも外していない。私には見えない汚れ。整備委員だけ許される23時半からのお風呂。フロア一つが終わった時に上がる歓声と拍手。
泣きながらやった掃除が終わったのだ!!!!

友達とそのあとアイスを食べて買いだめたお菓子で消灯違反をしてパーティをした。夏休みがやっと始まったんだ!辺野古の空はもう星空に染まっていて月は優しく微笑む。


あの達成感に変わるものはない。


きっとその思い出は寮を出た後、卒業した後、この8月の中旬になると思い返されるんだ。


厳しい頃のほうが良かったなんて言わない、今の方が掃除はずっと楽だし「普通」で適切だと思う。
でもほんの少しだけ、顔しか知らなかった反対側のフロアの先輩とハイタッチができるような厳しさは欲しかったな。なんて。

そんなことを言い出すのは私が上級生になってしまったからなのだと思う。

長くなってしまったなぁ

ここまで書いたことはあくまで噂と私の想像なのであしからず。